7月19日15時1分配信 毎日新聞
和歌山弁護士会主催の催し「死刑を考える〜裁判員制度の実施を迎えて」が、和歌山市小松原通の県民文化会館小ホールで開かれ、約220人が参加した。
同会の月山純典会長が「裁判員になれば、有罪・無罪だけでなく、量刑も判断し、死刑の選択を迫られることもある」とあいさつ。日弁連で死刑執行停止の活動をしている小林修弁護士(愛知)が講演で、死刑を存続しているのは58カ国、廃止は139カ国で、日本は国連規約人権委員会から死刑廃止の検討を求められていることを示した。また、日本の死刑制度は他国と比べて密行主義が進んでいるうえ、絞首刑という手法が「残虐」と指摘されているなど、問題点を挙げた。
この後、死刑囚の心の動きや刑務官の葛藤(かっとう)などを描いた映画「休暇」(吉村昭原作、門井肇監督、小林薫主演)が上演された。【嶋谷泰典】

